おかもと歯科診療所
子供の治療について
小児歯科 正しい方向へ導いてあげるのは大人の役目。

こどもの治療について、おかもと歯科には考えがあります。
お子さまの虫歯を治療するだけが小児歯科ではありません。お子さまの健やかな成長を歯科医師の立場から支援し、「お母さん、お父さんといっしょに、健康で丈夫な美しいお口を育てていきたい」 と考えています。
健全なお口を育てる為のお母さん・お父さんの役割りは、乳歯が生える以前からすでに始まっています。胎生7週目くらいから、乳歯はもうできはじめているからです。そして乳歯が顔をのぞかせるころには、もう永久歯が育ち始めています。
初めて歯が生える生後7ヶ月位から、永久歯が生えそろう12~15歳くらいまでは、特に大切な時期。このとき、お母さん・お父さんがどのように歯を守り育てるかが、お子さまの将来の生活に大きな影響を与えます。
赤ちゃんは生まれた瞬間からミルクを飲み始めます。まだ、弱々しいお口を一生懸命に使って。そして、お口の中に乳歯のあたまが顔を出すのは生後5~7ヶ月頃。それからいろんなものを食べられるようになり、成長していきます。
この、何気なく食べ物を口に運び、咀嚼し、飲み込むという、誰もがほとんど無意識に行っているこの一連の動作(食べ方の基本)を、習得するのは3歳くらいまでの非常に短い期間です。
もしも不適切な噛み方、飲み込み方を身に付けてしまうと生涯これが続くと考えられます。

このようなことから、おかもと歯科では早くからご両親にお子さまのお口のことについて知ってもらい、「何か起こってから」ではなく「起こりにくい」お口に正しく成長させてあげることをお勧めしています。
「どうせ乳歯は抜けるから虫歯になっても構わない」と誰かが言いました。
私たちはそれを間違いだと思っています。
むしろ、「お口の健康はほぼ子どもの頃に決まってしまう」とさえ感じています。
日々の家事で忙しいお母さん、毎日お仕事で大変なお父さん、そしてお子様も塾などの習い事で忙しい現代だからこそ、お子さまのお口の健康に目を向けてください。 おかもと歯科は歯医者としてだけでなく、ひとりの大人として一緒になって話しかけ、育むお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

子供を治療するにあたってまず考えなくてはいけないことがあります。それは、子供は大人とは違うということです。
年齢と情緒発達を考えて治療していかなければなりません。
むやみにその場しのぎのウソを言って治療をはじめる、また泣いてしまったから言うことを聞かないから最初から押さえつけて治療を始めるなどはやってはいけないことだと思います。 そういう行為は子供の信頼をなくし、単に歯科の恐怖心をうえつける行為にしかならないからです。
子供は成長するもの。
乳歯列期、混合歯列期、永久歯列期と状況が刻々と変化していきます。また、アゴもそれにあわせて発育、成長していきます。
その子の成長にあったやり方を選択していくことが大切。大人と違って成長に合わせた方法でおこなわなければいけないのです。

当院は、お子さまが自分で「お口の中、見せてあげてもいいよ」と言ってくれるまで、根気強くじっくりと向き合います。緊急の場合をのぞいては、歯医者さんに慣れてもらえるまでは治療を行いません。ご両親からすると、じれったいくらいゆっくりしたペースに感じるかもしれませんが、お子さまが安心して、納得のうえで治療を受けてくれるまで待つことは、とても重要なのです。
健康な輝く白い歯は、大切なお子さまの財産となります。お子さまが自分の力で、自分の歯を守れるようになるまで、この財産を大切に守り育てていく事は、お母さん・お父さんの重要な仕事です。
「お母さん・お父さんと歯医者さんがいっしょになって、虫歯ができにくい健康で丈夫な美しいお口を育てていきたい」 これがおかもと歯科の一番の願いです。


子どものお口の連絡帳 カムカムキッズクラブ おかもと歯科では、CAM CAM KIDS CLUB(カムカムキッズクラブ)に入会してくれたお子さまに「カムカムノート」をお渡ししています。
子どものお口は日々成長するもの、それをご両親と一緒に育てていくことが大切であるという考えから、お子さまのお口の管理、ご家庭と当院をつなぐ連絡帳として使用していただいています。毎回の治療内容や歯みがきのやり方、噛み合せに関する大事なことなど盛りだくさんです。また検診時にお子さまのお口の写真をお撮りして、成長の様子や治療の経過を見ていただく成長記録としてもお使いいただけます。
この連絡帳を通じてお子さまだけでなく、ご家族そろって虫歯予防やお口の健康維持に取り組んでいただくきっかけになればと願っています。
お子さまの治療前に知っていただきたい7つのこと

歯医者さんがお子さんにとって苦手な場所となるか、しっかり通おうと思える場所になるか……それは最初が肝心。小さい頃から抵抗なく歯医者さんに通えていれば、大人になってからもお口の健康を大事にするという意識が持てるでしょう。そのために、お母さん・お父さんに知っておいていただきたいことがあります。

泣くのは当たり前だと思ってください 歯医者さんで治療の時に泣いてしまうのはごく普通のことです。慣れないことに不安になる気持ちは大人にだってあります。泣くこと自体は子どもの感情表現のひとつであり、ストレスを発散する効果もあります。大事なのは泣かせないようにすることではなく、怖くても痛くてもそれが必要なことだと教えてあげることです。ちゃんと理解させてあげれば大丈夫。当院のスタッフはお子さまがぐずったり泣いたりすることには慣れているので、治療への影響はあまりありません。「きっと泣いてしまうだろうけど、大丈夫!」という心構えでお越しください。

ウソをつかないでください 嫌がる子どもを連れ出すために軽い気持ちで出てしまう言葉ですが、そのウソが歯医者さんとの関係を築きにくくし、お子様の心を固く閉ざしてしまうことがあります。
「何もしないって言ったのに!」と一度思わせてしまうと、次回以降の通院がさらに難しくなってしまいます。お口を診てもらうことは元気に過ごすために必要なこと、おいしく食べるために大切なことであるとしっかりと説明して、はげましてあげてください。

歯医者さんをわるものにしないでください 歯の治療は健康なお口を守るために必要なものです。「治療=罰」というイメージを植え付けてしまうと、お口の健康を守ることの大切さが伝わりにくくなり、治療にも抵抗するようになってしまいます。当院ではできるかぎり痛みのない治療を心掛けておりますので、安心してお越しください。

お母さん・お父さんはドッシリ構えてください 子どもは、お母さん・お父さんの気持ちを思っている以上に敏感に察知します。周りの大人がお子さんの治療やご自身の治療を不安に思っていると、お子さん自身も自然と不安に思ってしまいます。
不安で心配な気持ちはとてもよくわかりますが、おおらかな気持ちで構えていてください。それがお子さまの安心にもつながります。

たくさん褒めてあげてください お子さまがちょっとでも上手に治療が受けられたらたくさん褒めてあげてください。
褒められることで子供も自信がつき、その後の治療も頑張ることが出来ます。

ごほうびはほどほどにして下さい 勇気づけは必要でも、治療ごとのごほうびはしつけになりません。
病気を治す本当の意味すなわち、自分のために治すのだということを理解させて下さい。

乳歯はむし歯になっても問題ない? 乳歯はいずれ永久歯に生え変わるから・・・と軽視されがちですが、この乳歯も永久歯と同じ、噛む・発音するという大きな役割を担っています。
また永久歯への生え変わりをスムーズにするなど重要な働きをもっています。ですがら"どうせ生え変わるんだから・・・"と、乳歯の衛生管理がおろそかにして、乳歯のむし歯をそのままにしておくと、子供が大人になる頃には様々な障害が生じてきます。
おかもと歯科診療所ではお子様の「むし歯予防」に積極的に力を入れております。
早いうちから、「むし歯リスク」「歯周病リスク」「歯並びのリスク」を改善することにより、お子様が一生において、お口のトラブルなしに生活できることを目標としております。
虫歯予防の方法
フッ素とは、歯の再石灰化を促進する物質で、また虫歯抑制効果もあり、歯に直接塗布することによって虫歯を防ぐという方法です。
歯の表面に塗ることで、酸に強い歯を作り、虫歯菌が酸を作るのを抑制します。
フッ素は、虫歯の予防と初期の虫歯の進行抑制に対してのみ有効であり、歯に穴が空いていたり、痛みが出てきているような虫歯はフッ素では治りません。

シーラントは、奥歯の虫歯を予防するために、レジン系のプラスチックを埋めることによって、虫歯になりにくい口腔環境を作るという方法です。
長期間そのままにしておくと、剥がれてくることがあり、永久的な方法ではありません。定期的に行う必要があります。
また、シーラントと上記のフッ素を併用することで、虫歯予防の効果がさらに高くなります。

歯磨きはもっとも大切な虫歯の予防方法です。
しかし、きちんと食べかすや汚れを落とせていないのでは意味がありません。
当院では、お子さんひとりひとりにあった歯磨きの指導を行います。
お子さまと一緒にお母様にも、最適で痛くない仕上げ磨きの方法を指導しております。

歯や歯ぐきを健康に保つためには、何よりも日頃の予防が大切です。
その予防にとって定期健診は健康な歯を守り、育てていくことがとても重要であることは、欧米ではすでに証明されています。
定期健診によって、虫歯を早期発見できれば必要最小限の治療で済ますことができまし、トータルで掛かる医療費も節約できます。
お子様の定期健診の重要性をぜひご理解下さい。

カムカムキッズクラブ

おかもと歯科では、お子様が歯医者さんに行くのを嫌がらずに、少しでも楽しみに来てほしい、そしてむし歯ゼロを目指し、健康なお口の環境を育成していくことで、一人でも多くのお子様に素敵な笑顔になってもらいたいという思いからカムカムキッズクラブを発足しました。
このクラブを通じて、少しでも自分のお口の健康に関心をもってもらえればと思っています。
これからは「虫歯を治す」よりも「虫歯にならなくする」時代です。ぜひ、入会してください。

こんなことを目指します!
  • むし歯ゼロ
  • しっかりと咀嚼ができ、正しく飲み込みができる
  • 歯並びや噛み合せがきれい
  • 表情の調和がとれ、笑顔が素敵
  • 正しい姿勢を身に着ける
入会するとこんな特典が!
  • カムカムノート
  • 治療で頑張った子にはガチャガチャ
  • おかもと歯科特製スタンプカード(スタンプがたまるとプレゼントをゲット!)
  • 定期的なメンテナンス(フッ素塗布)のお知らせハガキ
カムカムノート お子様のお口の成長記録です。子どもは日々成長します。その中でおかもと歯科は健全な噛み合せを育てていく『咬合育成』という考えを皆さんに知って頂きたいと考えます。
このノートにはお口の健康に必要ないろいろな内容を記入させていただきますので、ご自宅で楽しみながらお子様と歯について知識をつけていただけます。
保護者のかたから医院へメッセージを書き込む箇所もございますので、医院とお子様、医院と保護者の方をつなぐ連絡帳としてもお使い頂けます。

注意事項
  • 入会金 350円(カムカムノート代)
  • 年会費は無料です。
  • スタンプカードを紛失された場合、再発行はできますが、ポイントは無効になります。
  • ご入会時、同意書をご記入の上、お子様の写真を撮らせていただきます。
    当院には、皆様のおかげで、たくさんの笑顔のお子様の写真が集まっています。
    パウダールームに貼らせていただいておりますので、是非ご覧下さい。
  • ご質問、ご不明点がございましたら、スタッフまでお気軽にお問合せ下さい。

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